採用情報 ー スタッフによる座談会 CROSSTALK
座談会
CHITA DESIGN OFFICE Co., LTD.
小さな事務所から大きな仕事
設計のプロの心構え
ベテランから新人社員、設計の知識を持って入社した経験者や異業種からの転職者まで、さまざまな経歴のスタッフが集まっています。少数精鋭にもかかわらず、大規模な案件を取り扱うこともあります。多様なメンバーが活躍できる秘訣は何か、チームワークへの考え方から仕事への想いまで語り尽くしました。
Y.A
2017年入社
K.S
2017年入社
Y.A
2024年入社
S.M
2022年入社
I.Y
2012年入社
Y.S
2017年入社
QUESTION 01
入社のきっかけは何でしたか?
何にでも挑戦できそう!という期待が、
何にでも挑戦できそう!
という期待が、
迷いなく入社できた決め手。
Y.S
以前は、水処理施設の現場で維持管理の仕事をしていました。転職にあたって、「水処理」のキーワードで調べて知多設計事務所を見つけて、設計のことを何も知らない状態で入社しました。
新鮮なおもしろさがあって、仕事はすごく楽しいです。他社と比較検討せずにすぐ入社を決めましたが、結果的にすごくよかったと思っています。
I.Y
僕は新卒で入社しました。もともと、黙々と作業するのが自分には向いていると思っていて。
設計の仕事がしたかったんですが、学校経由だと求人がなかったんです。そこで学校の教授から「この事務所が人を探してる」と聞いて、入社を決めました
S.M
前職は電気工事の現場監督でした。「もっと難しいことをやりたい」と思ったことが、転職のきっかけですね。
当時のホームページに、事務所内で使用しているソフトウェアの一覧が載っていたんです。その中にCADがあったのですが、前職でも使用していたソフトなので抵抗感はありませんでした。むしろ、ほかにも知らないソフトがたくさん載っていて「これだけのスキルが身につけられるんだ」とワクワクしました。
Y.A
私も転職で入社しました。以前は自動車部品メーカーで研究開発の仕事をしていました。前職もおもしろい仕事ではあったのですが…もっと手に職をつけたい、専門知識や技術を身につけたいと思うようになって。
設計をやってみたいと思っていたこともあって、実務を通して知識が身につけられそうな知多設計事務所を選びました。未経験者を歓迎する風土に最も魅力を感じましたね。前向きな取り組みを大切にしている印象を受けました。
K.S
私も、もとは営業をやっていて、転職して入った形です。設計というところではなく、事務の仕事がやりたいと思っていました。
なので、CADがどういうものかも知らない状態だったんです。入社のために、専門学校の無料講習を受けて勉強しました。まったく違う業界ではあったけれど、思いきって転職!という感じで、戸惑いはあまりなかったかもしれません。
Y.A
私の前職は土木関係のコンサルティングだったので、大きなくくりで言えば業務的に近い部分もあると思います。結婚を機に一度仕事を辞めたんですが、また働きたいと思って。実は知り合いから声をかけていただき、面接してもらったんです。どんな会社かは知っていたので、それほど不安はありませんでした。
QUESTION 02
具体的なお仕事の内容を教えてください。
個人の仕事も、チームの流れのひとつ。
個人の仕事も、
チームの流れのひとつ。
全体を見渡しながら取り組むことが大切です。
全体を見渡しながら
取り組むことが大切です。
I.Y
大まかに「計算」と「図面」でやることが分かれていますね。明確に担当制というわけではないけど、設計をやる人、図面をやる人、両方をやる人…というように、得手不得手に合わせて役割分担しています。1件につき1人~数名で担当して取り組みます。
Y.S
自社の場合は、私、Iくん、Sくんが計算メインですね。
Y.A
入社したてのYさんはどちらの業務もやっていますね。残りの私たち二人が図面メインという分担です。
I.Y
見ていると、図面も流儀みたいなものがあって大変だなと思います。配置とか文字の大きさとか、すごく細かいところを気遣わないといけないじゃないですか。
Y.S
今ある案件は、新しく建物を造る、既存の建物の耐震診断、補強設計、の3パターンがほとんどです。最近は既存の建物に対する耐震・補強の仕事が増えています。現況でどのくらいの地震に耐えられるかとか、どんな補強をしたらいいかとか、そういったことを算出します。
S.M
規模が小さいと1ヶ月以内で完了しますが、大規模なものだと2~3ヶ月、長いと半年くらいかかることもありますよね…そういうものは、やっぱりやりがいがあります。
Y.A
規模が大きいと単純な物量が多くて、いろんな用途の施設が複合されていたりするから、そのぶん時間がかかるイメージです。そのぶん、達成感も大きいのかな。計算が終わると、図面の工程ですね。
K.S
そうですね。計算を担当した方から条件の引き継ぎを受けて、それに合わせて図面を作っていきます。鉄筋の太さはどのくらいかとか、どんな素材を使うかとか…竣工図という、建物の現在の状態を示した図面を読み解いて、断面図や平面図に分解していくような感じです。
Y.A
配筋図というものもあります。これに関しては、鉄筋の配置や形状などに気を使います。ただ作業としてやるのではなく、「最終的にどんな建物になるか」を考えながら取り組むのが大切だと思います。
I.Y
そのあたりは計算と同じですね。「何を目指して取り組むのか」を考えながらやるのが大事です。
QUESTION 03
どんな人に向いているお仕事だと思いますか?
必要なのは踏ん張って乗り越える「根気」と
一つの仕事にしっかりと長く向き合う「集中力」
必要なのは
踏ん張って乗り越える「根気」と
一つの仕事にしっかりと
長く向き合う「集中力」
I.Y
一番は、数字に苦手意識がない人かな。自分がそうだというのもあるけど、黙々と作業するのが好きで、ひとつの仕事にしっかり長く向き合いたいタイプだとよさそうです。
ありがたいことに継続してお仕事を頂けているから、今は社内業務がメインなんです。ときどき、計算結果をお客様へ伝えるために外出しますが、それくらいですね。初対面のお客様とバリバリコミュニケーションをとって…という営業のような仕事ではないです。
なので、短期間に大勢と関係を築くのが苦手な方でも、じっくり丁寧にコミュニケーションをとれるなら大丈夫だと思います。
K.S
先ほども話が少し出ましたけど、私たちがやった仕事は最終的に建物になります。だから、建物を見て自分で考えることができる人がいいんじゃないかと。どういう形でどういう大きさなのか、想像力を働かせることが大事だと思います。
それから、細かい作業が多いので、集中して取り組める人は向いてそうですね。かといって完全個人プレーでもないので、わからないことがあったらいつでも気軽に聞いてください。
あとは…根性!(笑)というか、根気よくやれることかな。失敗してもくじけず、切り替えて次へいけることです。
Y.A
たしかに切り替えは大事かも。図面を作成している途中で、条件の変更を言われることもあるじゃないですか。そこで臨機応変に対応できるといいんじゃないかな。
少数でやっている事務所なので、協調性がとても大事ですね。忙しいときって、どうしてもバタバタしがちです。それで連携がうまくいかなかったとき、いつまでも引きずらずに「どう挽回するか」という考え方に切り替えられるといいなと思います。
Y.S
そういうメリハリは大事ですね。繁忙期はやっぱり全員で一致団結して取り組むので…Kさんの「根性」ではないけど、やっぱり「ここぞ!」というときに踏ん張って乗り越える力は必要だと思う。
でも、自分が仕事を楽しいと思ってるので、同じタイプの人だといいのかな。毎回、パズルを組み立てているみたいですごく楽しいです。
I.Y
本当に?すごいな…クレイジーだ(笑)
Y.A
天職ってことだよね、たしかにすごいかも(笑)
Y.A
たしかに楽しい仕事だと思うので、私も早くその領域に行きたいです(笑)
個人的には、新しく入った方とは、気付いたことを言い合える関係になりたいと思っています。お互いに高めあって成長していけるとうれしいです。
S.M
そのためには、上司や先輩にも指摘できるといいですよね。「先輩だから…」と遠慮せずに、自分にも言ってほしいです。いろんな意見が聞きたいです。
いや、業界歴がすごく長い方が入ってくるかもしれないけど…(笑)
Y.A
仮にベテランさんが入ってきたとしても、会社としては先輩だから自信持って!(笑)
でも私も言ってほしいな。間違えてたらちゃんと指摘してほしいです。社歴とか年齢とか関係なく、遠慮も驕りもなく、お互いのために意見が言える関係がいいですね。
QUESTION 04
社内の雰囲気や文化などについて教えてください。
全力で取り組む人を、全力で助ける。
全力で取り組む人を、
全力で助ける。
業務や挑戦へのサポートが充実しています。
業務や挑戦へのサポートが、
充実しています。
I.Y
社員同士の仲がいいと思います。誰かが忙しいときは、見捨てずに助け合おうという意識が全員にありますね。必要なときに必要な協力ができるって、すごく大事だなと思います。
Y.S
経歴も年齢もバラバラだけど、たしかに仲がいいんですよね。全員がフラットな関係で。お互いに思っていることをきちんと言い合える間柄です。
S.M
フラットっていうのは自分もよくわかります。僕は入社歴がまだ浅いですけど、すぐ馴染めたというか、馴染みやすかったです。お互いをちゃんと理解して、いい仕事をしようとする意欲があると感じます。
Y.S
人数も少ないし、よそよそしくしても意味ないっていうのはあるよね。
I.Y
大きい会社だと個人主義になりがちだけど、一人ひとりを戦力として頼りにしているから、最初からきちんと歩み寄ってるんだよね。
Y.S
それに応えてみんな上を見ている、いい会社だと思う。先輩としてはすごく嬉しいですね。
Y.A
そういうところ、職人っぽいなって感じます。いいものを追求していくプロという感じ。「これをやってみよう」という、柔軟なチャレンジを自然にやっている印象です。
K.S
わかる!ひとつのことをトコトン追求していく感じ、こだわりがあるっていうのかな。社長がよく言うんですけど、「人間だから100%じゃなくてもいい、99%を目指せばいい」って。ほとんど一緒な気もするけれど(笑)
どうしても発生するヒューマンエラーを除いて、やれる限りでベストなものを…という考え方ですね。そこに向かってみんな全力で取り組めていると思います。
Y.A
そういう社風だからかな…すごく静かな雰囲気かも。集中して仕事したい方にはぴったりの環境ですね。
Y.S
でも一転して、イベントのときは賑やかなんだよね(笑)
年に1回の社員旅行とか。全員でおいしいものを食べに行くんですけど。
Y.A
そうそう。日帰りで、食べたいものをベースに行き先を決めてます(笑)1月に創立記念日があるので、そこに合わせて行くことが多いかな。
あとは、毎週月曜日の会議とか、コミュニケーションの機会は多いですね。誰が何に取り組んでるかを全員で把握することで、いざというときに助けられるじゃないですか。その点はみんな意識して取り組んでいます。
I.Y
ほかの文化で言うと…資格のサポートが充実していることとか。
技術士、建築士、コンクリート診断士…必須の資格ではないものでも、「チャレンジしたい」という方は大歓迎です。
Y.S
一見すると、一人で黙々と同じことを繰り返している仕事のようですけど…実は、大きな流れで見たらチームプレーだし、新しいことにもどんどん挑戦できるんですよね。なので、会社全体でも、そうして前向きに頑張ってくれる方をサポートする文化が根付いています。